ピンバッジ工場・行員の出身地

今回は工場の従業員の出身地について

中国という国はものすごく大きいところです。
地方によって言語が違いますし、文化も違います。
地域意識(地方差別?)がものすごく強いです。

以前ニュースで中国に進出している日系企業の話の中で(ものすごく古いです)、「現地の中国人に指導(怒る)する時は現地人に話をさせないといけない」と、言っていました。
日本人が言っても言うことを聞かないし、現地の人はあまりいい気分ではない・とのことです。

これは国単位の話ですがもっと小さい単位の話もあります。

上でも話しましたが、中国は地域意識が強いですから他の都市の人の話を聞きません。
これは本当に困ったもので、またマネージメントが難しいです。

中国の工場などは地方出身者の安い賃金に支えてられます。
彼らは他の地域の幹部の話を聞きません!
どうすればよいか?

ここから生まれた方法は、部署ごとに同じ出身地の工員をまとめる。
印刷課は四川省の工員
プレス課は福建省の工員 などと。

このようにしている工場は本当に多いです。

ある日(というか香港にいた時は毎週でした)工場の中を見て回っているとき、不良を発見!(と言うか、日本の品質要求の高さを指導)
(アメリカではOKでも、日本では不良になるものがものすごく多いです)
どうして不良がおきるかすぐに工員に指導。
しかし、ここで一緒にいた工場長が

工場長:「シャオチュアン(小川の中国語の発音・みんな私をこう呼ぶ・私の名前がオガワと知っている人がいるかな?)
シャオチュアン、一般の工員に直接話してもだめだよ!」
「彼女たちは、はいはいと言うけど中国語分からないから。」
(地方出身者は現地の言葉を話すので、高学歴者でないと中国語(普通語)が上手く話せない人が多い)

「びびって余計に不良を出してしまう。」
「何か言うときは班長以上に話さないと。」
「班長以上のクラスは中国語がわかるから。」

そうか。工場長も各部署の課長以上の人にしか直接しないな。
(従業員2,000人弱の工場)

この時、私は
「中国人の半分は私より中国語が下手」だと確信した。

2004年07月01日